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2005年 05月 28日

2005年5月 『DAL-MATTO』@東京/六本木 【イタリア料理】

最近人気になっているイタリア料理店。

結構な人気を集めているだけあって、
2週間程前に週末の夜に4人で予約しようとしたけど×。
もっとも予約が必要なのは席の確保のためであって、料理の準備のためではない。
この店のやり方を考えれば、席さえ確保出来ればあとは適当に出てくるわけだろうし。
予約をして行こうとなると、一緒に行く面子の予定確認や店の予約等で随分先になってしまいそうで、
だったら1人でツルっと滑り込んでみようかな、と。

早い時間だと満席だろうし、
遅い時間だと帰りの電車がなくなってしまうのでなかなかタイミングも難しかったのだが、
丁度良い時間に会社を出た日に店に電話を入れての平日22時過ぎの訪問。

そうそう、お店の説明は人気に火をつけたであろうこちらの記事にお任せして、
ノンビリと食ったものでも書いていこうかと。(笑)

カラフェの白ワインをチビチビとやりつつまずは最初の品。
サクランボの冷製パスタ。

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冷製パスタって敢えて注文することもないので、こうやってコースの一部でないと食う機会も無い。
頭の中の比較対象がサラスパくらいしか無かったりするのでなんだが、(泣)
冷えてわずかに芯の残った固めのパスタとサクランボの甘味が良く合う。
和えられた豆が旨かったので店員さんに聞いてみたら松の実のローストとのこと。
ローストするとこんな風味が出てくるとは意外な発見、旨いです。

続いても前菜っぽい品。
1番下にとうもろこしをこしたというムース状のがひかれ、
その上にトマトの色素を抜いたというゼリー、そして最上段に塩水ウニ。
何という名の料理なのだろう?
黄色系で統一されていて面白い。

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ウニはまあウニなんだが、とうもろこしのと、トマトのゼリーは美味しかったし実に面白いね。
唸るほどの味とまではいかないが、こうやって手のかけられた品を食うと食べる楽しさを感じてしまう。

そしてお次は魚介の3点。
ホタテとネバネバ系の芋を和えたのを焼いたのと、赤ワインと生姜に漬け込んだ鰹のたたき、そして鯛のスモーク。

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どれも美味しかったが、中でも気に入ったのが鯛のスモーク。
スモークされた料理はとても好きなのだが、刺身のスモークというのは珍しい。

そして合間にフォカッチャが3種のオリーブオイルと一緒に出てきたり。

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オリーブオイルの食べ比べというのは初めて。
こういう面白さは好きだし、どれも旨かった。

続いては根菜の盛り合わせと温泉玉子。

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アスパラ、フランス産白アスパラ、筍、人参。
アラカルトでの注文だとなかなかこういう品は食わないのでコースならではの品。
いやぁ、でも旨いわ。
こうやって旨い野菜を頬張るのも実に幸せなひととき。

そしてまだまだ続くお次は沖縄豚の自家製ハム。

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これはあんまり印象に残ってないなぁ。

更にトマトソースのトリッパを和えたパスタ。
それにしても凄い皿数である。
これも普通の店で「1人前」と言われても全然驚かないくらいの量はあるし。

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モツ好きの自分としては嬉しい一品。
トリッパはパスタと和えるよりも単品で食う方が好きなような気もするが、
パスタと一緒に口の中に入れ、噛んだ時に出てくる旨味がちょいと嬉しい。
「あ、当たり!」ってな感じで。(笑)
それにしても中国や韓国、はたまらイタリア料理でも使うこの牛の第2胃ハチノス、
日本でこれを使った料理って何かないものだろうか。

そして長かった食事もいよいよこれでラスト。
信州和牛のレバー低温ロースト。
メインディッシュというのに撮影のアングルを失敗。

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席について最初に「レバーは大丈夫ですか?」と聞かれたのは、
この品を意識しての質問だったのか、と納得。
(ちなみに数年前までレバーは全くダメ、ちょっと前まで火の通ったレバーは全くダメだったのだが)
「りんごを食べて育ちました」というだけあってか、はたまた暗示なのかよくわからないが、
気持ちりんごの蜜の風味を伴う甘さがあってなかなか旨い。
火が通りすぎていない分、質の良いレバーであることがよく伝わってくる。

が、写真だとちょっとよくわからないけど、これがまた結構なボリューム。
前菜1品、これ1品で食事として完結してしまうかもしれない、それくらいに。
自分の嗜好の問題かもしれないけど、レバーって濃厚さがあるだけに1度に大量に食うものではない気が。
旨いのを少量食う、みたいな感じの方が自分は嬉しいかな。

結局食事が終了した時には既に日が替わってしまっていた。
普段ならそんなに酔う量でも無いけど、赤白カラフェ3本のワインで予想以上に酔ってしまった。
1人で会話もせずに食い続けて2時間弱だから、人と来ると結構な時間がかかってしまいそう。
そんな回転の悪さを想像してしまうと、
この料理とこの品数でワイン赤白飲み放題込みで6,500円ポッキリというのは本当に凄い。
人気になるのも頷けます。
これはやはり食材のロスが無いのが大きいのではないかと。
食べるために作られた、育てられたそれらがムダにならないだけでなく、
値段にもこうやって跳ね返ってくるだけに実に重要なことなんだと痛感。

こういうスタイルの店は初めてだが、実に画期的な試みだと思う。
色々な未知の食材に出会うのも楽しいが、こういう新たなスタイルの店に出会うのも実に楽しいこと。
この日はメインでこけてしまったので、(料理自体は良かったが)
是非また機会を作って来てみたいものだと思った。

■お店のホームページ■
DAL-MATTO
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by ksk_com | 2005-05-28 17:02 | 外食 【イタリア料理】


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