飲み食いの記録を残そう

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2005年 07月 07日

2005年6月 『多幸兵衛』@東京/落合 【おでん・明石焼き】

今年初という久々の来訪。
早稲田通り沿いにある飾らない佇まいは相変わらず。

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店に入ると遅い時間ということもあってカウンターにはちらほらと先客。
自分が入った後もちょっとずつ客が増えたが、皆20~30代の独身一人暮らしといった感じ。
カウンターで1席おきに座る男の客は自分も含めて皆独り。
その風景からは思わず小便器を陣取る男子トイレでの図を想像してしまう。

まずは瓶ビール(500円)を頼みつつおでんの大根(250円)から。

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この写真から立体感が伝わるかどうかはわからないが、この量と味を考えると250円というのは破格。
関西風の薄味の味付けがゆえに大根、出汁の風味がよく感じ取れる。
高級料亭とかの味とは違うのだろうがこれは旨い。
とても好きです。

お次は牛すじ(300円)と白滝(250円)。

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ゼラチン中毒ということもあって牛すじはおでんには欠かせない食材なのだが、
出汁の味がよく染み込んだ白滝はおでんの具材の中でも隠れ好物。
おでんの盛り合わせを頼んで白滝を真っ先に取るヤツがいたら恐らく心の中で舌打ち。
いずれも最高の食材とか最高の調理法とかではないだろうけど、こいつらがまた旨い。
こういう薄味で出汁をきかせる調理法は関西風に一日の長を感じさせるなぁ。

そして明石地酒(400円)を頼んだりしつつおでんの〆は何故か「夏季限定」という牛ミノ(600円)を。

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出汁を使ってか湯通しされた肉、共に供されるネギやピーマンにポン酢をかけて食う。
ミノとポン酢の組み合わせは聞いたことしかなかったが、これは確かに面白い組み合わせ。
が、正直ミノは良い肉質のそれにはちょっと劣るし、他の品と比べるとコストパフォーマンスが悪いかも。
と言うか他の品々が安いと言う方が適当か。
それにしても牛ミノが夏季限定の理由は気になるので今度行った時にでも聞いてみよう。

そして〆は久々が故に味を思い出そうと3つの焼きの中から明石焼(500円)。
他の2つはまだ食ったことが無いので冒険せにゃとも思うのだが。
そう言えばこれが出てくる時には和風ワインの白(500円)なんて飲んでいたっけ。
300mlのワインでこの値段だから素晴らしく安い。

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三つ葉と柚子のきいた出汁につけた明石焼の美味しいこと。
こういう地味ながらしっかりとした明石焼が食える店って東京ではなかなか無いような気がする。
それに持ち帰りならいざ知らず、店で食ってこの値段は安いのでは。
ちなみにワインは安上がりで気持ち良く酔えるのはとても良いが、
この品は日本酒の方が美味しく食えるような印象。

この日は久々ということもあって飲み食いの量もちょっと多めに。(当然会計も)
基本的には2,000円で飲み食いを組み立てる楽しみを味わえる安くて旨い店だが、
個人的にこの店は何より優しさ漂う雰囲気が好き。
いい感じに酔って会計を済ませ店を出ようとすると「おおきに、有難う」。
関西圏出身者にとってはなおさら癒える店じゃないかと。
最初来た日は来店後雨、一見の客だったにも関わらず
帰り気味に無理矢理と言って良いくらいの勢いで傘を貸してくれたことは忘れまい。
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by ksk_com | 2005-07-07 02:31 | 外食 【和食・居酒屋系】


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